

きららについて
きららのめざすもの

ワークパートナーきららで働いている人は知的障がいがあります。
身体の不自由を伴っている人や、自閉症といわれる傾向をもっている人もいます。
そして一所懸命働いていて、働くよろこびを感じています。働いて、ものができていく、そうじで公園がきれいになっていく、お客様においしい飲み物を飲んでいただく、そのことで喜んでもらえる人がいる。能率はそんなに良いとは言えませんが働くよろこびは同じです。

人間はいつの時代でも、どこの国でも一定の障がいがある人が誕生し、生活しています。それは生き物の特徴なのです。
大事なことは、時代によって、国によって、地域によって障がいがある人に対する制度や気持ちが違うことです。
障がいのある人が大事にされる社会は、誰にとっても生きやすく、安心して生活しやすく、気づかい合える潤いのある社会です。
障がいのある人は特別な人ではなく、特別な支援が必要なふつうの人です。みんなで助けあえる世の中になるよう、みんなが「きらきら」と輝けるようになることを願って、これからも取り組んでいきます。
どうか、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
高谷 清(前理事長)
未来も みんなで 「きらきら」と 輝けますように

ご挨拶
message

日頃は、当法人の活動に格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
きららの誕生は、1999年(平成11年)4月に「きらら共同作業所」として5人の通勤者での開所でした。
県と市の施設補助金により運営を進めながら2007年(平成19年)8月に「特定非営利活動法人きらら」を設立。
現在は、ワークパートナーきらら北山田、ワークパートナーきらら穴村そしてきららホームの3事業所で合計約60人の通勤者や入居者が、作業や活動・生活をしています。
ワークパートナーきららで働いている通勤者は、知的障がい・身体が不自由・自閉症の傾向を持っている人もいます。
ワークパートナーきららで働いている通勤者は、物ができあがる喜び、掃除により周囲がきれいになる喜び
おいしい飲物、おいしい食事をお客様にたべていただく喜び働く喜びを感じています。
ワークパートナーきららで働いている通勤者は、障がいのある特別な人ではなく、特別な支援が必要なふつうのひとです。
きららは、通勤者や入居者一人ひとりにとって、自分らしさを発揮し活躍できるかけがえのない場所であり
①通勤者・入居者の皆様の個性と力を生かした支援を
②ご家族へのサポートと相談による安心感を
③職員の意識改革とスキルアップを
推進してまいりたいと考えております。
そのことは、誰もが安心して暮らし、自らの意思で自分らしい生き方を実現し、生きがいをもって生活できる社会づくりにつながるものと思われます。
特定非営利活動法人きららに一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
理事長 多々良 由利子
きららの3つの約束
mission


「利用者」ではなく、「通勤者」と呼びます。
きららでは、利用されている人たちを「働 く場」の主体として位置付けていますので、 「通勤者」と呼びます。
利用されている人たちと支援者(職員)が「働く場」で協働している状態を表した呼び方だと私たちは考えています。

きらきらと輝ける場として「働く場」「暮らす場」を提供します。
日々の達成感を積み重ねることによって、一人の社会人としての自信と意欲が心の中に芽生えてくると考えます。
一人ひとりに合わせた働き方や暮らし方を考え、通勤者の人たちの力が最大限発揮できる場、自分らしく活動ができる場を提供します。

草津のみなさんへの感謝の気持ちを忘れません。
1999年に無認可作業所としてスタートしたきらら。この時から地元草津の方々や企業の方々の多くのご協力を頂き今日があると思っています。
その当時の感謝の気持ちを日々忘れることなく、誠実に事業を進めていきます。
法人概要
overview

法人名称
特定非営利活動法人 きらら
法人本部
〒525-0061 滋賀県草津市北山田町304番地
TEL.077-565-8480 FAX.077-565-6505
代表者
多々良 由利子
設立年月日
2007年08月16日
目的
草津市とその周辺に住む障害のある市民に対して、就労支援事業等の地域就労生活支援に関する事業を行い、ノーマライゼーション社会の実現に寄与すること を目的とする。
特定非営利活動の種類
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保健、医療又は福祉の増進を図る活動
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社会教育の推進を図る活動
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まちづくりの推進を図る活動
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学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
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環境の保全を図る活動
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災害救援活動
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地域安全活動
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人権の擁護又は平和の推進を図る活動
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国際協力の活動
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男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
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職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
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前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
加盟団体
草津あおばな会
情報公開
disclosure


事業計画書

事業報告書

決算報告書

定款
きららの歩み
history

年代
通勤者
主な出来事
1999年
5名
青地の借家で無認可きらら共同作業所をスタート。当時の昼食は手作り。
仕事は花苗つくり、ねじ入れ。なかでも企業から依頼されたねじ入れは開所時からの大切な仕事。
講演会と絵画展開催。
2000年
5名
「地球が動いた日」上映会開催。
2002年
9名
公園掃除、車いす洗浄、パン焼きもスタート!
草津コミュニティセンター内サロンの喫茶にも参加。
2003年
9名
「法人化設立準備会」を結成し、社会福祉法人としての許可申請をしたが、実現できず。
「ウイニングパス」上映会開催。
2004年
14名
人数増加により、西矢倉の民家を作業所として借りる。
開所記念として、オカリナコンサートと講演会開催。
国際巨匠絵画展開催。
2005年
22名
西矢倉の作業所がきらら第二共同作業所としてスタート。
社会福祉法人化を目指して、紙ふうせんコンサートを開催。
2006年
24名
㈲介護センター内で車いす洗浄作業、帰帆島の食堂建物内で喫茶きららの営業がスタート。ここから4カ所に分かれての作業が始まる。
矢橋帰帆島公園で喫茶きらら主催の三味線コンサート開催。
2007年
24名
草津市北山田町に土地を取得し、ワークパートナーきららの施設整備を開始(障害者自立支援基盤整備事業費補助金)。
2008年
28名
ワークパートナーきらら(ワークパートナーきらら北山田の前身)が開所! NPO法人きららがスタート!
精神障害者家族会とNPOすまいると合同で「ふるさとをください」上映会開催。
2009年
34名
きらら10周年! 人数は約7倍に。
2010年
37名
草津市穴村町に土地と建物を借入金を主とした独自財源で購入。ワークパートナーきらら穴村を開所。
青地生活ホームと志津自立ホームがきららホームとしてスタートし、ワークパートナーきらら北山田、ワークパートナーきらら穴村の3事業体制がスタート。
2011年
43名
草津市福祉センター内の喫茶ホップの営業(委託事業)を開始。
同時にあおばなクッキーや刺し子・ミサンガ・組み紐の販売や、ペットボトルキャップのリサイクル運動『HANA-WAプロジェクト』に参加し、プランターへの花植栽の仕事も開始。
2012年
43名
第1回穴村交流会開催。
2013年
47名
ワークパートナーきらら穴村の施設を増築整備(障害者自立支援基盤整備事業費補助金)。
将来構想検討会開催。目的は、仕事とスペースの充実・新たなグループホームづ くり。
第2回穴村交流会開催。
2015年
53名
きらら15周年! 人数は 約10倍に。
15周年記念として坂田おさむ・坂田めぐみコンサートを開催。
2020年
57名
ワークパートナーきらら北山田の施設を改修。
滋賀県重度心身障害者等施設整備事業で、強度行動障害者の支援に必要となるスペースを設置。
2021年
58名
基本構想の検討を開始。
クローバーの会を発足。目的は、職員も働きやすく、働きがいのある職場づくりの整備。
2023年
60名
「星に語りて」上映会開催。
きららご支援の輪
support

ご支援をよろしくお願い いたします。
地元・草津市とその周辺の企業様や個人の方々からのご支援に心より感謝いたします。
これからも誰もが安心して、自分らしく地域で生きていけることを願い、地域の皆様と共に歩んでいきます。
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
4つのご支援方法
通勤・入居者の受け入れについて
Acceptance

きららでは、生活介護や家事支援、身体機能向上の援助をしています。
通勤やグループホームへの入居を希望される方は、法人本部までお電話にてご連絡ください。


ワークパートナーきらら北山田・穴村
定員
ワークパートナーきらら北山田 20名
・就労継続支援B型 10名
・生活介護 10名
ワークパートナーきらら穴村 20名
・就労継続支援B型 10名
・生活介護 10名
スタッフ数
17名(常勤10名、非常勤7名)
開設日時
月~金曜日(土・日・祝日・お盆・年末年始休所)
※年に3回、土曜開所あり
9:00~16:00
送迎の有無
希望者のみ
諸費
弁当代、送迎費
基本工賃
3,000 円~
平均工賃
ワークパートナーきらら北山田
・就労継続支援B型 13,904円
・生活介護 7,403円
ワークパートナーきらら穴村
・就労継続支援B型 7,670円
・生活介護 9,163円
※メンテナンスなどの外作業への加算、自力通勤補助有り
実習受入
事前に市役所、学校、相談支援機関等に相談してからの受け入れを基本としています。

きららホーム〈青地ホーム・志津ホーム〉
定員
青地ホーム 女性4名
志津ホーム 男性 5名
現在、両ホーム共に定員に達しています。
スタッフ数
専任職員(常勤2名、短時間勤務1名)
他事業所との兼務職員(常勤3名、短時間勤務職員1名)
開設日
365日
スタッフの配置
青地ホーム 15:00~翌朝9:30
志津ホーム 16:00~20:30(日曜・祝日については12:00~17:00)
費用負担額内訳
〈青地ホーム〉
月額:60,000円(家賃補助代理受領額 10,000円を含む)
家賃:20,000円(草津市からの家賃補助代理受領額10,000円を含む)
食費:25,000円(毎日の朝食・夕食)
共同日用品費:5,000円
光熱水費:10,000円
〈志津ホーム(ワンルームマンション形式)
月額:67,080円(家賃補助代理受領額10,000円を含む)
家賃:34,500円(草津市からの家賃補助代理受領額10,000円を含む)
食費:25,000円(毎日の朝食・夕食)
共同日用品費:5,000円
水道料:2,630 円
※電気代は各室別メータによる個別徴収