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花壇
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お知らせ・ブログ

実践報告会(職員研修)

2月23日(木・祝)

キラリエ草津にて職員研修を行いました。25名の職員が出席しました。








各事業所から取り組みを報告したあと、質疑応答や意見交換を行い、そしてアドバイザーの中村隆一氏から今後の実践にいかしていくためのお話を頂きました。




今回の実践報告会を通して感じたことや新たな発見、支援者としての意識を再確認するなど、参加した職員それぞれに有意義な研修になりました。

私たちは“きらら”という1つのチームであることを大切に、通勤者や入居者の方がより安心して毎日を過ごして頂けるよう明日からの支援に活かしていきたいと思います。



 

基調報告


基調報告(一部抜粋)

職員集団として支援の力を育てるために

 取り組みの途中ですがきららでは職員グループとしての支援体制を目指しています。北山田・穴村・ホームそれぞれに課題はあります。通勤者や家族が望んでいるのは特別に支援力が優れている職員がいればいい、ということではなく、どの職員も一人ひとりの通勤者や入居者をわかろうとしていることと職員間の共通理解とチームワークだということを再確認するなかで、昨年から実践報告会が始まりました。そのために、職員会議やグループ会議の実施が基本になります。残念ながら、会議の開催ができていない部分もあります。今日の実践報告会では、日常の会議の重要性を再認識し、実行に移したいと思います。

 きららがめざすのは、お互いの良さを発揮しながら、苦手はカバーし合う中で集団の支援の力を育てていくことです。お互いが気持ちよく働けるために、お互いをリスペクトしながら関係を育てていくこと、職員全体がその主体的一員でありたいと思います。それは、簡単ではないしそんなことはできるはずがない、と思っている人もいることと思います。ですが、きららがこれからも障害のある人たち誰もが自分らしくいきいきと働き暮らしていける事業所や地域を願って取り組みを進めていくには、現在のきららの全ての職員がそのように努力をしていくことが必要です。今日の実践報告会もその一員として参加いただきたいと思います。


きららの願いとともに…

数日前に愛知県のとあるお寺の方よりきららに電話がありました。きららの前理事長の髙谷清先生への講演依頼でした。その方は、高谷先生の著書「はだかの命」を読んで共鳴するものがあり、話を聞きたいと思われたそうです。1997年発刊の本ですが、命を大事にすることの意味、多様性とは、違いを認め合っていっしょに、など、今の時代だからこそ大切にすべき視点が読みやすく書かれています。きららの願いにつながる内容でもあります。


事例報告はそれぞれのとりくみや課題にもつながる

長引くコロナ禍のなかで、通勤者、入居者、家族も年を重ねてきました。将来の暮らしへの不安は年ごとに増しています。草津市内では、県外の法人や株式会社のグループホームが増えています。早速入居できた人もいます。家族の突然の病気入院に伴い、ロングショートステイという形での生活ですでに三カ月を超えた通勤者もいます。新しいグループホームと入所契約したにも関わらず、ほっとしたのも束の間で三回目の宿泊で入所を断念せざるを得なくなった通勤者もいます。グループホームに入居できたけれど、思っていた暮らしとは違う寂しさのなか精一杯頑張っている通勤者もいます。暮らしを支えるために必要な支援を地域で進めていくにはまだまだ課題があることを思い知らされる出来事が、たくさん起きています。これらは、その事業所だけの問題ではなく、きららも含めたどこのグループホームでもありうる課題です。きららは、現在のきららホームがグループホームの制度になる前から無認可の生活ホームとして先人の尽力で支援が継続されてきました。その当時に比べると制度も良くなり、ホームの数も増えていますが、必要な支援を受けながら自分らしい暮らしができているかどうかを考えると課題もたくさんあります。今回のホームと事業所の共同の実践報告もこれらを考える内容となることと思います。

職員誰もが、出勤するとその日の自分の仕事や役割があるように、通勤者も全員、出勤すると自分の仕事やすることをそれぞれの方法で確認しています。見通しのある毎日を考える実践報告は、そんなとりくみの基本への支援を考える内容となることと思います。

施設外就労。きららには、多くの施設外就労作業があります。ともすると、施設外作業の予定と職員体制の調整に追われてしまっているようにみえることがありますが、それらが、通勤者の作業として、きららのとりくみとして、どのような意味のあるものなのか、課題や対策などについても共有し考える機会となることと思います。

今回の実践報告会が自分たちのとりくみを振り返り、共有し、さまざまな共育ちが、明日からの実践につながることを願っています。


最後に

最後に、私たちの願いは、平和な社会でこそとりくめることです。この間の情勢は、平和であるはずの日本が変わるかもしれない危機感をもたずにはいられません。国民を守るために憲法を守ることが大切、ということについて、自分事として考えなければと思います。

「憲法第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」


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